フェイシャルエステの王道とも言えるコルギ。骨格にアプローチして余分なむくみを取り、エラ張りを解消しながらリフトアップ効果を引き出します。でも、「せっかく小顔になったのに化粧で台無しに…」なんて経験はありませんか?コルギ後の肌はとてもデリケート。正しいケアとメイク技術をマスターすれば、その効果を長持ちさせ、さらに引き立たせることができます。本記事では、コルギ後の肌状態に合わせた下地から仕上げまでのテクニックをご紹介します。メイク前の準備からポイントメイクまで、エラ張り解消後の“本当の小顔”へ導く流れをじっくり解説します。当サロンCREBIA南青山店では、小顔コルギをはじめハーブピーリングや痩身などを取り扱っており、施術後のアフターメイクもおすすめしています。
肌状態の確認
コルギ直後のお肌は血行が良くなり、内出血や赤みが出やすい状態です。その上、骨格が調整されたばかりなので触れるだけで痛みを感じやすく、化粧ノリも変化します。まずは肌状態を正しく把握し、無理なくベースメイクを始めましょう。
1. 血色の変化と赤みの見極め
コルギ直後は一時的に血行が促進され、頬からフェイスラインにかけて赤みが出ることがあります。この時期に厚塗りのファンデーションで隠そうとすると、摩擦による刺激で色素沈着やヒリつきの原因に。赤みを鎮めるためには、鎮静効果のある下地やカラーコントロールベースを活用しましょう。
グリーン系のコントロールカラーがおすすめです。赤みを抑えつつ、肌に自然な明るさをプラスしてくれます。
2. むくみのチェックポイント
骨格が整った直後でも、ほどよいむくみが残っていることで顔に立体感が出ます。しかし、余分なむくみはメイクの仕上がりをぼんやりとさせる原因に。鏡を正面と斜め横、真横から覗いて、気になる部分のむくみ具合を確認しましょう。
特にエラ部分やフェイスライン、顎下のむくみはシルエットをぼやかしやすいため、このタイミングで把握できているとメイクのメリハリが付きやすくなります。
3. メイク前の保湿とUVケア
コルギ後は肌内部の水分バランスが崩れやすく乾燥しがちです。メイク前には低刺激の保湿クリームやセラムでしっかりと水分をチャージしましょう。油分が多すぎるアイテムは毛穴詰まりの原因になるため、ウォーターベースまたはジェル状のテクスチャーがおすすめです。
保湿後は必ずUVカット効果のある下地を使い、紫外線ダメージから肌を守ります。日焼け止め成分入りのコントロールベースを選ぶのも◎。
ベースメイクで小顔効果を最大化
肌状態を整えたら、次はベースメイクです。テクニック次第で骨格矯正後のラインをさらにシャープに見せることができます。厚塗りにならないよう軽さを意識しながら、立体感を演出していきましょう。
1. 軽やかな下地の塗布テクニック
骨格のメリハリを活かすには、薄づきの下地を顔全体に均一に伸ばすのがポイント。内側から外側へ向かって撫でるように塗るとムラになりにくくなります。特にフェイスラインの境目は指の腹でトントンと軽く叩き込むと、塗料が定着しやすく崩れにくくなります。
Tゾーンや小鼻周りなど皮脂が出やすい部分は、さらっとしたマットタイプの下地を重ねることでテカリを抑えます。
2. コンシーラーでピンポイント補正
コルギ直後の赤みや小さなクマには、色味の合ったコンシーラーが有効です。使う量は最小限にし、気になる部分にだけ薄くのせましょう。以下の順序で塗ると自然に仕上がります。
(1)目の下や頬の赤み部分に明るめカラーのコンシーラーを少量置く、
(2)指または小さなブラシでトントンと叩くようにぼかす、
(3)ファンデーション後に再度気になる箇所だけ重ねる。
3. ファンデーションでツヤと透明感を両立
コルギ後の肌はナチュラルなツヤが欲しいタイミングです。マットすぎるリキッドファンデーションはつかず、ツヤ感のあるタイプを選びましょう。湿らせたメイクスポンジでトントンと薄く伸ばすと、薄膜ながら肌に溶け込むような仕上がりになります。
肌全体に均一にのせたら、額・頬骨の高い部分にだけ軽く重ねづけして自然な立体感をプラスします。
立体感を強調するシェーディング&ハイライト
ベースが整ったら、最後に骨格を生かしたメイクで立体感を極めましょう。シェーディングとハイライトは、コルギ後のフェイスラインやエラ部分をよりシャープに見せてくれます。
1. 自然な影を作るシェーディング
エラ張り解消後のフェイスラインは骨感が出やすいため、濃すぎないパウダーシェーディングでナチュラルに影を入れましょう。シェーディングブラシで、フェイスラインから顎先に向かって薄く毛流れに沿って払うだけでOKです。おでこの生え際に軽く入れると顔全体がキュッと引き締まって見えます。
塗りすぎを防ぐために、一度ブラシの粉をティッシュオフした後に肌にのせると調整しやすくなります。
2. 艶を足すハイライトの位置取り
ハイライトは、頬骨の高い部分・鼻筋・眉下・リップ山に細く入れます。コルギでリフトアップされた頬骨ラインをさらに際立たせることで小顔効果がアップ。クリームタイプのハイライトが自然な艶感を演出しやすく、骨格を潰さず光だけを纏えます。
少量ずつ重ねづけし、指またはフラットブラシで肌に馴染ませるのがコツです。
3. チークとブロンザーでバランス調整
チークは頬の一番高い位置から斜め上に向かってぼかすとリフト感を演出できます。コーラル系やピーチ系の色味を選ぶとヘルシーに見え、小顔ラインが引き締まって見えます。
ブロンザーを頬のくぼみ部分に軽く入れることで、さらに影を強調。顎下に少し入れておくと、顎ラインがクッと引き締まって見えます。
まとめ
コルギで骨格から整えた後の肌は、本来の美しさを引き立たせるベストな状態です。メイクテクニックを習得することで、施術効果をより長く楽しめるだけでなく、毎日のメイクでも小顔効果をキープできます。ぜひこの記事でご紹介したベースメイクからシェーディング、ハイライトまでの流れを参考にして、コルギ後の肌を最大限に活かしてください。