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体脂肪を減らす運動|効果を引き出すコツや注意点、食事のポイントも

体脂肪を減らしたいけど、どうすればいいのかわからない…そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。 運動で体脂肪を減らすことは可能ですが、効果的な方法を知り、正しい手順で実践することが重要です。 いくら運動しても、食事で摂取カロリーが多ければ効果は半減してしまいます。そのため、運動と食事改善の両面からのアプローチが不可欠です。この記事では、体脂肪を効果的に減らすための筋トレ、有酸素運動の方法、そして食事改善のポイントを詳しく解説します。具体的なトレーニングメニューや食事例も交えながら、分かりやすく説明していきますので、ぜひ最後まで読んで、あなたに合った方法を見つけてください。

目次

体脂肪を減らすトレーニングの前に知るべきポイント

効果的な運動方法に入る前に、体脂肪について、減らす上での注意点を確認しましょう。体脂肪を減らすことは、健康的な生活を送る上で重要な要素ですが、正しい知識と方法で取り組む必要があります。

体脂肪は減らし過ぎてもいけない

体脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪に分類され、エネルギー蓄積、体温保持、内臓保護、細胞膜材料、ホルモンの生成など、生命維持に重要な役割を果たしています。 特に女性ホルモンの分泌には体脂肪が深く関わっており、体脂肪率が低すぎると生理不順や骨粗鬆症のリスクが高まります。そのため、やみくもに減らすのではなく、健康的な範囲内に抑えることが大切です。一般的に健康的な体脂肪率の目安は、男性で10~19%、女性で20~29%です。しかし、これはあくまで目安であり、年齢や体格、生活習慣によっても適正な体脂肪率は変化します。自分の体脂肪率を把握し、健康診断などで医師に相談しながら目標を設定することが重要です。女性は男性よりも高い割合の体脂肪が必要なため、減らし過ぎには特に注意が必要です。体脂肪率が低すぎる場合は、医師や栄養士に相談することをお勧めします。

体脂肪を減らす有効な方法は「大きな筋肉を鍛える」

体脂肪を効果的に減らすには、大きな筋肉を鍛えることが重要です。 大きな筋肉とは、大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋、腹筋、背筋、胸筋、広背筋などを指します。これらの筋肉を鍛えることで基礎代謝が向上し、安静時でも多くのカロリーを消費できるようになります。つまり、同じ量の食事を摂っていても、筋肉量が多い方が体脂肪がつきにくく、落ちやすい体になります。 さらに、大きな筋肉にはミトコンドリアが多く存在し、ミトコンドリアの増加と活性化は脂肪燃焼や糖代謝を促進します。ミトコンドリアは細胞内小器官で、エネルギー産生の中心的な役割を担っています。筋トレによってミトコンドリアが増加すると、より多くの脂肪をエネルギーとして利用できるようになり、体脂肪の減少につながります。 単に体重を減らすだけでなく、体組成(筋肉量と脂肪量の割合)を改善することで、健康的なダイエットを実現できます。

自宅でも可能!体脂肪を減らす運動【筋トレ】

体脂肪を減らすための筋トレとして、自宅で簡単にできるメニューを紹介します。週2~3回程度を目安に行いましょう。回数は無理なく続けられる範囲で調整し、筋肉痛が治まってから次のトレーニングを行うようにしましょう。また、トレーニング前にしっかりとストレッチを行い、ケガの予防を心がけてください。トレーニング後もストレッチを行うことで筋肉の修復を促し、疲労回復を早めることができます。

ワイドスクワット

下半身の大きな筋肉を鍛える効果的なトレーニングです。正しいフォームを意識することで、効果を高め、ケガのリスクを減らすことができます。

  1. 肩幅よりも少し広めに足を広げて立つ(つま先の角度は調整して、やりやすい角度を見つけるのが重要です)
  2. つま先をやや外に向ける(約15~30度程度)
  3. 腰を真っ直ぐに保ち、ゆっくりと膝を曲げて腰を落とす。太ももの裏と床が平行になる、もしくはそれより少し上まで下ろす。膝がつま先より前に出ないように注意する。
  4. お尻の筋肉を使ってゆっくりと元の姿勢に戻る。
  5. この動作を10~15回、3セット行う。
  6. 回数を増やすよりも、正しいフォームを維持することが重要です。最初は少ない回数でも構いませんので、正しいフォームでトレーニングを行いましょう。

ヒップリフト(バックブリッジ)

体幹を鍛え、お腹周りのミトコンドリアを活性化させるトレーニングです。お尻だけでなく、ハムストリングスや脊柱起立筋にも効果があります。

  1. 仰向けになり、膝を立てて両足を床につける。
  2. 両手を横に広げ、手のひらを床につける。または、腰の下に手を添えても構いません。
  3. 息を吸い込みながら、お尻を持ち上げる。肩から膝まで一直線になるように意識する。お尻を高く持ち上げることに集中しすぎず、腰を痛めないように注意しましょう。
  4. この姿勢を15~20秒キープする。3セット行う。
  5. 慣れてきたら、キープする時間を長くしたり、回数を増やしたりしてみましょう。

踏み台昇降(ステップ運動)

足腰を鍛える効果的なトレーニングです。踏み台がない場合は、階段や椅子などを利用できます。ただし、転倒しないように注意し、安定した場所を選びましょう。

  1. 踏み台の上に片足を乗せる。
  2. 踏み台の上にまっすぐ立つ。体幹を意識して、バランスを保ちましょう。
  3. 元の足で降りる。ゆっくりと降りることで、筋肉への負担を軽減できます。
  4. もう片方の足でも同じ動作を繰り返す。
  5. 1セット5分を目安に3~4セット繰り返す。息が切れるようなペースで行う必要はありません。自分のペースで無理なく続けられることが大切です。

【有酸素運動】でさらに脂肪燃焼アップ!

筋トレと併せて、有酸素運動も取り入れることで、脂肪燃焼効果を高められます。下半身の大きな筋肉を使う運動がおすすめです。有酸素運動は、脂肪燃焼効果を高めるだけでなく、心肺機能の向上やストレス軽減にも効果があります。自分の体力に合わせて、無理なく続けられる運動を選びましょう。

ウォーキング

比較的負荷が少なく、初心者にもおすすめ。軽く汗ばむ程度の早歩きを、1日30分~60分、週4回を目安に行いましょう。ウォーキングの際は、正しい姿勢を意識し、腹筋や背筋を伸ばして歩きましょう。また、音楽を聴いたり、景色を眺めたりしながら歩くことで、楽しく続けることができます。

ジョギング

ウォーキングよりも負荷が高く、ダイエット効果も期待できます。1日20分以上、週3回を目安に、疲労回復を考慮して適度に休息を取りながら行いましょう。ジョギングを始める際は、無理せずゆっくりと始め、徐々に距離や時間を増やしていくことが大切です。また、適切なランニングシューズを履くことも重要です。自分の足に合ったシューズを選ぶことで、ケガのリスクを減らすことができます。

サイクリング

太ももやふくらはぎの筋肉を鍛え、消費カロリーも多い有酸素運動です。平坦な道だけでなく、坂道を取り入れることで、より効果的なトレーニングになります。週3回を目安に取り組みましょう。サイクリングは、天候に左右されやすいので、雨天時は室内でのトレーニングを検討しましょう。自転車の種類も様々なので、自分の好みに合った自転車を選ぶことが、継続する上で重要です。

水泳

全身運動となる水泳は、関節への負担が少ないため、年齢や体格に関わらず行いやすい有酸素運動です。全身の筋肉を使うため、消費カロリーも多く、ダイエット効果も期待できます。週2~3回、30分~1時間程度を目安に実践しましょう。水泳は、技術の習得も必要となるため、初心者の方は、レッスンを受講するのも良いでしょう。

運動で体脂肪を減らす際のポイント

体脂肪を減らすための運動を行う際のポイントをまとめました。これらのポイントを意識することで、より効果的に体脂肪を減らし、健康的な体づくりを目指せます。

筋トレだけでなく有酸素運動も兼ねる

筋トレで基礎代謝を高め、その状態で有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効果をさらに高めます。「筋トレ30分」「有酸素運動30分」を組み合わせることをおすすめします。ただし、毎日激しい運動を行うのではなく、休息日を取り入れることも重要です。過度なトレーニングは、逆に体に負担をかけ、怪我や体調不良につながる可能性があります。

運動の前後にストレッチを行う

ケガ防止と疲労回復のために、運動の前後には必ずストレッチを行いましょう。ストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を高め、ケガのリスクを減らすことができます。また、ストレッチは血行促進にも効果があり、疲労回復を早める効果も期待できます。最低でも5分程度のストレッチを習慣化しましょう。

トレーニングは週2回以上をノルマに

効果を実感するためには、週2回以上のトレーニングを継続することが重要です。短時間でも良いので、無理なく続けられるペースで実践しましょう。最初は無理せず、自分のペースでトレーニングを行い、徐々に強度や時間を増やしていくことが大切です。継続することが最も重要なので、焦らず、無理なく続けられる方法を見つけましょう。

十分な睡眠と休息をとる

睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れや基礎代謝の低下を引き起こし、ダイエットを妨げる可能性があります。質の高い睡眠を確保することで、トレーニングの効果を高め、ダイエットを成功に導くことができます。1日7時間以上の睡眠を心がけましょう。また、トレーニング後には十分な休息を取り、筋肉の回復を促しましょう。

体脂肪を減らす食事のコツと注意点

運動と並行して、食事改善も意識しましょう。以下のポイントを参考に、バランスの良い食事を心がけてください。食事制限は、体に負担をかけ、リバウンドを招く可能性があります。無理な食事制限をするのではなく、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

摂取カロリーは消費カロリーを超えない範囲に抑える

消費カロリーよりも摂取カロリーが多いと、体脂肪は減りません。糖質や脂質の摂取量を控え、野菜を多く摂ることを心がけましょう。自炊を心がけ、加工食品やファーストフードは控えめにしましょう。カロリー計算アプリなどを活用して、自分の摂取カロリーを把握することも有効です。ただし、過度なカロリー制限は、体に悪影響を及ぼすため、注意が必要です。

高たんぱくの食事を意識する

鶏むね肉、魚介類、卵、大豆製品など、高たんぱく質の食品を積極的に摂取することで、基礎代謝を高め、脂肪燃焼効果を高めます。たんぱく質は、筋肉の修復や成長に不可欠な栄養素です。トレーニング後には、積極的にたんぱく質を摂取することで、筋肉の回復を促進することができます。ただし、たんぱく質を過剰に摂取しすぎると、腎臓への負担が増える可能性があるので、バランスの良い摂取を心がけましょう。

良質な脂質を摂取する

脂質は、体にとって必要な栄養素です。ただし、全ての脂質が良いわけではありません。飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は、摂取量を控えるべきです。一方、不飽和脂肪酸は、健康に良い影響を与えるため、積極的に摂取しましょう。オリーブオイル、アボカド、ナッツ類などに多く含まれています。

食物繊維を多く摂取する

食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、ダイエットにも効果的です。便秘解消にも役立ち、満腹感も得やすいため、カロリーコントロールにも役立ちます。野菜、果物、海藻類などを積極的に摂取しましょう。

間食は控えめに

間食は、カロリーオーバーの原因となります。どうしても間食したい場合は、低カロリーで栄養価の高いものを選びましょう。例えば、ヨーグルトやナッツ類などがおすすめです。

水分補給を心がける

水分不足は、代謝の低下や便秘の原因となるため、十分な水分補給を心がけましょう。1日1.5リットル程度の水分を摂取することを目標にしましょう。

カロリーの減らし過ぎには要注意

過剰な食事制限は、基礎代謝の低下や、トレーニング継続の妨げになります。栄養バランスの良い食事を心がけ、必要最低限のカロリー摂取を意識しましょう。極端な食事制限は、体に負担をかけ、リバウンドの原因にもなります。健康的なダイエットを心掛けましょう。

食事の記録をつける

自分の食事内容を記録することで、摂取カロリーや栄養バランスを把握しやすくなります。食事記録アプリなどを活用することで、より効果的にダイエットを進めることができます。

まとめ

体脂肪を減らすには、筋トレと有酸素運動を組み合わせたトレーニングを継続し、摂取カロリーを消費カロリー以下に抑える食事改善が不可欠です。 体脂肪は減らし過ぎると健康に悪影響を及ぼすため、適正な範囲で減らすことを目指しましょう。 焦らず、無理なく続けられる方法を見つけて、健康的な体づくりを目指してください。 そして、ダイエットは一時的なものではなく、生涯にわたる健康管理の一部であることを意識しましょう。専門家(医師や管理栄養士など)に相談しながら、自分に合った方法を見つけることが重要です。この情報はあくまでも参考であり、医学的なアドバイスではありません。健康上の問題がある場合は、必ず医師に相談してください。

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この記事を書いた人

クレヴィア バイ サイバーエステ(CREBIA)は、外苑前駅すぐの美容サロンです。ハイパーナイフ痩身やハーブピーリングなど、最新の技術で痩身・小顔・美肌を提供。オーダーメイドの施術で、一人ひとりのニーズに合わせたケアが可能。エステティックグランプリ入賞者在籍の実力派スタッフが、確かな技術でお客様の美をサポートします。

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