現代人の多くが抱える肩こりと顔のむくみ。どちらも疲れやストレスのサインとして現れやすく、放置すると見た目の印象を左右するだけでなく、慢性的な不調の原因にもなります。そこで今回は、骨と筋肉にアプローチする韓国伝統手技「コルギ」を活用して、肩こりと顔のむくみを同時にケアする方法をご紹介します。当サロンCREBIAでも好評のコルギ技術をベースに、専門家の視点でそのメカニズムとセルフケアのポイントをまとめました。ぜひ参考にしてください。
肩こりと顔のむくみの仕組み
肩こりと顔のむくみは一見別の問題のように感じますが、実は深い関係があります。まずはそれぞれの成り立ちを整理しましょう。
肩こりとは筋肉の緊張状態
肩こりは、首から肩甲骨周りの筋肉が長時間同じ姿勢や過度な緊張で硬くなる状態を指します。血行が滞ることで老廃物が蓄積し、筋肉が酸欠に陥ると痛みやだるさとして感じられます。
多くの場合、デスクワークやスマホ操作など同じ姿勢の継続が誘因ですが、ストレスや運動不足、自律神経の乱れなども肩こりを悪化させる要因です。
さらに肩甲骨周辺の筋膜の癒着が起こると、可動域が狭まり姿勢不良になりやすく、首や背中全体に負担が波及します。
顔のむくみのメカニズム
顔のむくみは、リンパや静脈を流れる体液がうまく排出されず、皮下に水分が溜まる状態です。特に目の周りや頬、フェイスラインに現れやすく、朝起きたときや疲労がたまった日に強く感じることが多いです。
原因としては、塩分やアルコールの過剰摂取、睡眠不足、冷え、自律神経の乱れなどが挙げられます。これらにより血流が悪化し、リンパ液の流れが滞ってむくみを助長します。
また、顔の筋肉がこわばることでポンプ機能が低下し、老廃物や余分な水分が停滞しやすくなります。
相互に悪化しやすい理由
肩こりによる筋肉の緊張は首まわりの血管やリンパ管を圧迫し、顔への血流・リンパ流が悪化。これにより顔のむくみが起こります。逆に顔のむくみで顔周りの筋肉が硬くなると、首や肩にまで張りが伝播し、肩こりを助長する悪循環が生まれます。
首から肩、さらに頭皮までつながる筋膜ライン上のコリは、全体の巡りを阻害。つまり、肩こりと顔のむくみは切っても切れない関係にあるのです。
この連鎖を断ち切るには、腕や背中も含めて広い範囲からアプローチできる手技が効果的。そこで注目したいのがコルギです。
コルギ技術の基礎とその効果
コルギは骨と筋肉に直接刺激を与えることで、血流・リンパ流を劇的に改善し、骨格のゆがみや筋肉のねじれを整える手技です。当サロンCREBIAでも小顔・肩こりケアのメニューで人気をいただいております。
骨と筋肉に働きかける施術
通常のマッサージが筋肉のみをほぐすのに対し、コルギは骨格の突出部や関節周囲を適度に圧迫。これにより、皮膚の下にある骨や筋膜への刺激が深部まで届き、硬くなった筋肉や癒着した筋膜を緩めます。
特に鎖骨周りや肩甲骨の内縁部などリンパ節近傍を動かすことで、老廃物を体外へ排出しやすい身体環境を整えることができます。
顔の骨格矯正を行う小顔コルギだけでなく、デコルテや背中、肩甲骨周辺にも同じ理論を応用することで、全身の巡りを底上げします。
コルギがリンパ・血行促進に与える影響
コルギの圧迫とリリースの手技は、まるで手技によるポンプ機能のように血液とリンパ液を集め、動かすため、老廃物の排出が促進されます。
さらに筋膜リリース効果によって柔軟性が高まり、筋肉の緊張が低減。血管やリンパ管への圧迫が解かれることで、 冷えやむくみも改善しやすくなります。
当サロンのコルギでは、施術前後に血流測定や皮膚の透明度チェックを行い、効果をお客様自身に実感いただいております。
肩こり改善へのアプローチ
肩こりに対しては、首の付け根から肩甲骨、さらにデコルテにかけてコルギの手技を展開。筋繊維の走行に沿って圧迫・伸長を繰り返すことで、肩関節まわりの可動域が広がり、コリの根本を緩和します。
同時に肩甲骨を引き寄せる手技を行うと、巻き肩や猫背傾向の改善にもつながり、姿勢が整うことで再発予防効果も期待できます。
お客様の状態に合わせたオーダーメイドの施術プランで、肩こりと同時に顔のむくみも解消へと導きます。
コルギで肩こりと顔のむくみを同時に解消する手順
ここでは、当サロンCREBIAで行う施術の流れをベースに、コルギによる両方の改善ポイントをご紹介します。
ステップ1:カウンセリングと姿勢・筋膜チェック
初めに問診でお悩みの詳細を伺い、立位や座位での姿勢バランスを確認。触診により筋膜の癒着や硬結箇所を把握し、施術部位を決定します。
この段階で肩こりの程度と顔のむくみの原因を絡めて解説。お客様自身が「むくみがなぜ起こるのか」を理解することで、施術効果をより高められます。
ステップ2:デコルテ~肩甲骨周りのコルギ
まずは肩から胸元にかけて老廃物を流しやすいように手技を展開。鎖骨のくぼみや肩甲骨の内縁部など、リンパ節近傍を丁寧に圧迫・開放し、血流とリンパ流を刺激します。
同時に首根元の筋肉をリリースし、首~肩の可動域を広げていきます。この工程だけでも肩こりが軽減し、顔への巡りが改善される感覚が得られます。
ステップ3:フェイスラインと頭部のコルギ
次に顔周りの骨格矯正へ。頬骨や顎関節を意識した骨への圧をかけ、むくみの原因である皮下水分を強制的に流し込みます。
額やこめかみ、側頭部まで手技を広げることで、頭蓋骨のゆがみを整え、顔全体の印象をシャープに。施術後のフェイスラインの変化に多くのお客様が喜ばれます。
ステップ4:仕上げのストレッチ&アフターカウンセリング
最後に軽いストレッチで筋膜の滑走性を高め、再びコリが生じにくい状態へ。仕上げのヘッドマッサージでリラックス効果を促進します。
施術後にはお手入れ後の変化や、おすすめのセルフケア法を個別にアドバイス。ホームケアの継続が、持続的な改善に役立ちます。
まとめ
肩こりと顔のむくみは互いに影響を及ぼし合うため、両方を同時にケアできるコルギ施術が理想的です。骨と筋肉、筋膜にアプローチすることで血流・リンパ流を根本から改善し、見た目も体感も軽やかに。
当サロンCREBIAでは、経験豊富なセラピストが完全個室でオーダーメイドのコルギ施術をご提供しております。ぜひ一度ご体験いただき、肩こりと顔のむくみをまとめて解消してみてください。